クアランティン(読み)くあらんてぃん

世界大百科事典(旧版)内のクアランティンの言及

【検疫】より

…防疫のうちの感染源・感染経路対策の一つ。伝染病に曝露した健康接触者に対してその潜伏期間中,病気の伝播を防ぐ目的で行動制限を行うこと。またそのために空港,海港で実施する検査とそのシステムをいう。quarantineはイタリア語で40日間を意味するが,1377年ペスト予防のためにイタリアでレバントおよびエジプトより入港する船を40日間係留したことから,検疫の意味に用いられるようになった。国内には常在せず,病原体が海外から持ち込まれた場合のみ流行する伝染病を外来伝染病というが,この外来伝染病の対策として検疫が行われる。…

※「クアランティン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android