世界大百科事典(旧版)内のドイツ婦人参政権協会の言及
【婦人参政権運動】より
…A.ベーベルは《婦人論》(1879)で婦人参政権を説き,ドイツ社会民主党は1895年,帝国議会にその法案を提出した。だが,20世紀にはいり,1902年に女性の政治的権利獲得を目的とする組織〈ドイツ婦人参政権協会Deutscher Verband für Frauenstimmrecht〉が,アウクスブルクAnita Augsburg(1857‐1943)によって結成され,イギリスのサフラジェットの戦術の影響を受けて,運動が進められた。そしてドイツの女性が参政権を獲得したのは,第1次大戦後の19年であった。…
※「ドイツ婦人参政権協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」