世界大百科事典(旧版)内のドバーラ・パーラの言及
【エレファンタ】より
…主神の三面シバ胸像は544cmもの巨大な高浮彫で,圧倒的な迫力をそなえたヒンドゥー教彫刻の最高傑作の一つである。そのほか〈舞踏王(ナタラージャ)〉〈両性具有の主宰者〉〈ガンガー(ガンジス)川の保持者〉〈パールバティーとの結婚〉などのシバの諸相を表す大画面の浮彫が8面あり,方形祠堂の四つの入口には1対ずつの巨大な守門神(ドバーラ・パーラ)が彫られている。いずれも威厳に満ち,静寂の気が漂っている。…
※「ドバーラ・パーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」