世界大百科事典(旧版)内のハンチのピリジン合成の言及
【ピリジン】より
…ベンゼンの-CH=単位一つを窒素原子で置換した構造をもつ化合物。イギリスのアンダーソンThomas Andersonは,1846年にコールタールからピリジンの同族体であるピコリン(メチルピリジン)を初めて単離し,その後まもなくピリジンそのものを骨油から単離した。当初その構造が確定せず,図1‐bのように書かれていたが,69年イギリスのJ.デュワーによって図1‐aの構造をもつことが示された。ベンゼンの場合と同様,炭素,水素を省略して図1-cのように書くのが普通である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」