ハーン=バナッハの拡張定理(読み)はーんばなっはのかくちょうていり

世界大百科事典(旧版)内のハーン=バナッハの拡張定理の言及

【関数解析学】より

…線形作用素は有次元ベクトル空間に作用する行列に相当するものであり,TからT*を作る操作は,行列(aij)からなる行列(bij)を作り出す操作に相当する。
[ハーン=バナッハの拡張定理Harn‐Banach extension theorem]
 Xの線形部分空間Mがあって,ノルムから定義される距離に関して閉集合であるとする。このとき,Mで定義された有界線形汎関数f0は,X全体で定義された有界線形汎関数fに拡張され,∥f∥=∥f0∥となる。…

※「ハーン=バナッハの拡張定理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android