バル(地形)(読み)ばる

世界大百科事典(旧版)内のバル(地形)の言及

【パンジャーブ】より

…水系網の河間の地がドアーブdoāb(〈二つの川〉の意)で,多くは両側を流れる河川名にちなむ名をもつ。ドアーブは河流沿いのベートbethと呼ばれる狭長な新しい沖積低地と,その背後の比高6~10mの崖によって画されるバルbarと呼ばれる古い沖積台地からなる。用水路灌漑化以前には井戸灌漑が可能な山麓部などを除くとバルの大部分は放牧に利用されるにすぎず,農業はベートとその周辺に限られていた。…

※「バル(地形)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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