バンピングレース(読み)ばんぴんぐれーす

世界大百科事典(旧版)内のバンピングレースの言及

【ボート】より

…エイトの全長は15~18mで,船首,船尾の上部それぞれ約1.5mは波よけの防水布が張ってあるのでキャンバスと呼ばれ,これを目安に,前部トップキャンバスにかかる1~2mのきわどい差を〈キャンバス差〉,4分の3艇身を超えて後部ラダーキャンバスにかかる差を〈逆キャンバス差〉という。なお,レースの方法としては,バンピングレースbumping raceと呼ばれる,狭い川でいっせいにスタートし,前のボートにタッチ(バンプ)した回数で順位を入れ替え,これを数日くりかえし,優勝者に〈川の先頭Head of the River〉の称号を与えるもの,あるいは主として冬季に行われる長距離のタイムレースで,同じく優勝者に〈川の先頭〉の栄誉を与えるものなどがイギリスで行われている。 ボートのテクニックの改革の一つとして知られるものに,フェアベーン漕法がある。…

※「バンピングレース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android