ヒクマ(読み)ひくま

世界大百科事典(旧版)内のヒクマの言及

【イスラム】より

…すなわち信仰一般を指すイスラームislāmは特定の信仰内容をもつ宗教イスラムal‐Islāmになったのであり,同時に信者を呼ぶ名としてのムスリムも確立し,その後現在にまでいたっている。
[神学と法学の成立]
 知識を意味するアラビア語にイルム‘ilm,フィクフfiqh,マーリファma‘rifa,ヒクマḥikmaがある。イルムは元来,努力によって習得される知識を意味し,したがってコーランやハディース(預言者ムハンマドの言行に関する伝承)に関する知識,すなわち神学的知識をイルムといった。…

※「ヒクマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android