中別所(読み)なかべっしょ

世界大百科事典(旧版)内の中別所の言及

【別所】より

…本寺を離れて,僧侶や聖(ひじり)が在住・寄住して宗教生活を行う宗教施設およびそれを含む一定の土地を別所という。こうした別所以前に,〈別墅(べつしよ)〉と表記して別荘を意味したり,八大地獄それぞれに付随する小地獄を意味する別所の例もある。しかし,ほぼ11世紀以後の別所は,一定の区画をもった土地とそこに建てられた堂宇,房舎などの施設とそこに在住・寄住する僧侶・聖とその宗教活動を包括したものになっている。…

※「中別所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android