世界大百科事典(旧版)内の半首切の言及
【継色紙】より
…もとの本は《万葉集》《古今集》に見える古歌を集めて部立てした私撰集であったらしいが,題,作者を記すことがないので,歌書としてよりは書芸として書かれたものと思われる。1首の半分ずつを各1紙に書くので別名〈半首切〉とよばれ,さらに〈木乃葉色紙〉も同品であるという。余白がゆたかで,短く切って散らし書きにされた和歌は,おもしろいリズムを生じている。…
※「半首切」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」