世界大百科事典(旧版)内の博多ごまの言及
【独楽】より
…銭ごまは子どもの玩具として明治時代まで残り,また本物の貨幣を使わず土で作ったものが市販された。(9)曲ごま 九州博多で発達した博多ごまは心棒が鉄製の木ごまで,回転寿命が非常に長く,さまざまな曲芸のできるものであった。1700年(元禄13)博多から京へ上った美少年の初太郎が曲ごまの興行を行って大あたりをし,やがて流行は江戸に及んで,以来曲ごまは日本独得の曲芸として定着していった。…
※「博多ごま」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」