吉師(読み)きし

世界大百科事典(旧版)内の吉師の言及

【吉士】より

…日本古代の(かばね)の一つ。吉志,吉師とも表記され,古代朝鮮において首長を意味する称号が渡来人の称号として日本で用いられ,やがてそれが姓となり,また氏名ともなった。吉士を姓とする氏族には,日鷹吉士,難波吉士,調(つき)吉士,三宅吉士などがおり,吉士を氏名とする者とならんで,ある者は百済に遣わされ,ある者は新羅・唐へ派遣されるというように,対外交渉の任務に就いた者を多く出している。…

※「吉師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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