圧力ジャンプ法(読み)あつりょくじゃんぷほう

世界大百科事典(旧版)内の圧力ジャンプ法の言及

【反応速度】より

…これはドイツのM.アイゲンにより開発された方法で,その測定原理は,平衡状態にある反応系の温度あるいは圧力を急速に変化させることにより,非平衡状態とし,系が新しい平衡状態に接近する過程を測定し,反応速度を決定しようとするものである。この方法は温度ジャンプ法,圧力ジャンプ法などとも呼ばれ,これらの方法により半減期が1~10-6秒の反応速度を測定することができる。緩和法により,水中での酸と塩基の中和反応 H3O+OH―→2H2Oの反応速度が初めて測定された。…

※「圧力ジャンプ法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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