売疲れ(読み)うりづかれ

世界大百科事典(旧版)内の売疲れの言及

【取引所】より

…〈ナンピン(難平)〉の〈難〉は損を意味し,損を平均化することがナンピンである。 売疲れ・買疲れ売るだけ売って,相場も思うようにいかず売る力もなくなった状態を〈売疲れ〉といい,反対に買うだけ買って,相場が上がらず買う力もなくなった状態を〈買疲れ〉という。 売りつなぎ・買いつなぎ値下がりによる損失を防ぐため,その株式を信用取引で空売りすることを〈売りつなぎ〉(あるいは〈つなぎ売り〉)といい,一般に手持株が名義書換えその他で手もとになく,先行きその株が値下がりしそうなときに,値下がり損を防ぐために信用取引で空売りし,値下がりしたところを買い戻して差益を取るか,または株券が手もとに戻ったときに〈現渡し〉して決済することである。…

※「売疲れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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