市川真親(読み)いちかわまさちか

世界大百科事典(旧版)内の市川真親の言及

【五郎兵衛新田】より

…戦国土豪の流れをくむ市川五郎兵衛真親が,1626年(寛永3)12月に小諸藩主松平忠憲家臣から開発許可状をもらって開発した新田村。現在の長野県北佐久郡浅科村内に所在し,いわゆる佐久平に位置している。すぐ近くを千曲川が流れているが台地上にあるため引水はむずかしく,一部を除いて荒蕪地のまま放置されていた。ここに山ひとつ隔てて流れる鹿曲川から,全長約5里の用水路を開削して引水し開発したのである。その開削技術はひじょうに高度で,工事にまつわるさまざまな苦労話も伝えられている。…

※「市川真親」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android