常磐津兼太夫(初世)(読み)ときわづかねたゆう

世界大百科事典(旧版)内の常磐津兼太夫(初世)の言及

【常磐津文字太夫】より

…(2)2世(1731‐99∥享保16‐寛政11) 初世門弟。初名鐘太夫,のち兼太夫(初世常磐津兼太夫)を経て1787年(天明7)2月初世の七回忌を機に文字太夫を襲名。初世里長の富本移籍,2世兼太夫の破門などの紛争もあったが,《関の扉》《古山姥》《戻駕》のほか《小松曳》《葛の葉》《古お半》などの名作を語り,常磐津を隆盛に導いた。…

※「常磐津兼太夫(初世)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android