徒矢(読み)アダヤ

デジタル大辞泉 「徒矢」の意味・読み・例文・類語

あだ‐や【徒矢】

的に命中しない矢。むだ矢。
「射る矢はことごとく―になって」〈漱石硝子戸の中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徒矢」の意味・読み・例文・類語

あだ‐や【徒矢】

〘名〙 目標に命中しない矢。それ矢。むだ矢。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「あだ矢一つも射ざりけり」

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