戸部銀行(読み)こぶぎんこう

世界大百科事典(旧版)内の戸部銀行の言及

【中国銀行】より

…国民政府時代は中央,交通,中国農民各行とともに,政府支配下の四大官僚資本銀行として国の財政経済を独占的に牛耳った。その前身は,清朝末期に創立された戸部銀行で,1908年(光緒34)大清銀行と改称され,辛亥革命後の12年2月,官民共同出資の中国銀行となった。27年,国民政府は大量の政府株を導入することによって,この銀行を専有し,特許の国際為替銀行とし,国内外の大都市に分店,支店を網羅して金融界を支配した。…

※「戸部銀行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android