敬業社(読み)けいぎょうしゃ

世界大百科事典(旧版)内の敬業社の言及

【藤崎[町]】より

…津軽地方で最も古くから開けた地で,中世には安東氏が居城し,近世には羽州街道の宿場町,岩木川舟運の河港として栄え,津軽藩の代官所や藩倉がおかれた。明治中期,リンゴを商品作物として会社組織で栽培する敬業社(1885開園)が設立され,以後,リンゴ栽培は米作と並ぶ町の基幹産業となった。1938年には農林省東北農業試験場園芸部が設置され,品種改良がすすめられるなど,リンゴ栽培の先進地域で,62年に試験場は岩手県に移転したが,跡地は弘前大学農学部付属農場となっている。…

※「敬業社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android