世界大百科事典(旧版)内の日本作文の会の言及
【生活綴方】より
…しかし,戦時体制の強化とともに生活綴方運動も弾圧を受けた。第2次大戦後は,主に北方系の綴方教師の手で再興されるが,アメリカ式の〈新教育〉が日本の現実から遊離しているとの批判とも結びついて盛んになり,1950年には日本綴方の会が発足(1952年,日本作文の会と改称),戦後の民間教育研究運動の中心となってきた。また,51年刊の無着成恭編《山びこ学校》(山形県山元中学校生徒の生活綴方)は広く注目を集めた。…
※「日本作文の会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」