武庫泊(読み)ムコノトマリ

デジタル大辞泉 「武庫泊」の意味・読み・例文・類語

むこ‐の‐とまり【武庫泊】

兵庫県武庫川河口付近にあった古代の港。
住吉すみのえ得名津えなつに立ちて見渡せば―ゆ出づる舟人」〈・二八三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の武庫泊の言及

【武庫】より

…摂津国武庫郡内の地名。武庫郡は現兵庫県西宮市にあたり,その東部を武庫川が流れ,河口には古代に武庫泊(むこのとまり)が営まれていた。大阪湾をはさんで難波津の対岸にあたるので〈向こう〉が武庫の語源であるといい,また神功皇后が兵具をおさめたことから名が起こったともいわれる。…

※「武庫泊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android