溝涜に縊る(読み)コウトクニクビル

デジタル大辞泉 「溝涜に縊る」の意味・読み・例文・類語

溝涜こうとくくび

《「論語」憲問から》みずから首を締め、みぞに落ちて死ぬ。つまらない死に方のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「溝涜に縊る」の意味・読み・例文・類語

こうとく【溝涜】 に 縊(くび)

(「論語‐憲問」の「豈若匹夫匹婦之為諒也、自経於溝涜而莫之知也」による。自ら首を締め、みぞに落ちて死ぬの意から) つまらない死に方のたとえ。
※白石先生手簡(1725頃)一「匹夫匹婦溝涜に経れ候ごときの事は吾儕有間敷き事に候」

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