火炎速度(読み)かえんそくど

世界大百科事典(旧版)内の火炎速度の言及

【燃焼】より

…可燃性ガスの種類,濃度,また温度,圧力等の条件で変わるが,表に示したように普通の炭化水素では40cm/s程度である。しかし,火炎が空間を移動する見掛けの速度は未燃混合気が流れていない場合でも,火炎の高温によるガスの熱膨張により火炎直前の未燃混合気は火炎と同じ方向に動いているので,燃焼速度よりは大きく,これは火炎速度と呼ばれる。一般に燃焼速度は混合気が乱れたり圧縮されていると加速される。…

※「火炎速度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android