砥屑(読み)とせつ

世界大百科事典(旧版)内の砥屑の言及

【といし(砥石)】より

…これに反して天然といしは同一産地のものでも品質が不ぞろいであるので,経験による品質の判別が必要である。
[使用法]
 荒砥による研ぎでは,加工物をすり減らす速度を上げるためには,といし面に突出している砥粒と加工面とを直接接触させるほうがよいので,水を十分に供給して砥屑(とせつ)(破砕した砥粒やといしの軟質部)を洗い去りながら作業する。中砥研ぎの場合には,前半の工程では荒砥の条痕を速くすり減らすために注水を十分に行うが,後半の工程では,破砕されて加工物とといしの間に介在する砥粒を主として利用するために,注水を少なくする。…

※「砥屑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android