禁殺(読み)キンサツ

デジタル大辞泉 「禁殺」の意味・読み・例文・類語

きん‐さつ【禁殺】

閉じ込めて殺すこと。
「兵部卿親王を―し奉る由」〈太平記一四

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「禁殺」の意味・読み・例文・類語

きん‐さつ【禁殺】

〘名〙
① 生きものをむやみに殺すことを禁ずること。
※続日本紀‐宝亀元年(770)七月乙亥「禁殺之令立国、宥罪之典班朝」
② 禁錮して殺すこと。おしこめて殺害すること。
※太平記(14C後)一四「就中兵部卿親王を奉禁殺(キンサツ)由、初て達上聞

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