粉体加工(読み)ふんたいかこう(英語表記)powder forming

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「粉体加工」の意味・わかりやすい解説

粉体加工
ふんたいかこう
powder forming

焼結用の圧粉体を成形する技術。精密な部品を製造するためには焼結性のよい,しかし焼結時の寸法変化の小さい圧粉体を成形することが必要とされる。そのため,圧延鍛造,押出しなどの塑性加工法によって,焼結時の収縮計算に入れた形に成形することがしばしば行われる。さらに,圧密化をはかるために,焼結前にコールドアイソスタティック成形を施すこともある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android