緊張最高点質問法(読み)きんちょうさいこうてんしつもんほう

世界大百科事典(旧版)内の緊張最高点質問法の言及

【ポリグラフ】より

…質問に対し,うそを答えたときの生理的変化と真実を答えたときのそれとに差異があり,それを検査者が読み取ることにより供述の真偽を判定できるという仮定のもとに,犯罪捜査において心理鑑識の道具として用いられており,〈うそ発見器〉と呼ばれることもある。
[法律からみたポリグラフ]
 ポリグラフ検査の方法には,総合的判定,すなわち犯行全体に関する供述の真偽を判定する目的で行う対照質問法と,被疑事件に関する具体的諸事実の認識を否定する供述の真偽を判定する目的で行う緊張最高点質問法とがある。当初アメリカから導入された前者は〈有罪意識の有無〉を,その後日本で発展した後者は〈特定事実の認識の有無〉を,判定しようとするものである。…

※「緊張最高点質問法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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