規模に関する収穫不変(読み)きぼにかんするしゅうかくふへん

世界大百科事典(旧版)内の規模に関する収穫不変の言及

【収穫逓減の法則】より

… なお収穫逓減の法則は,すべての投入量を一定倍にしたときに,生産量が比例的に増大しない状態を意味する規模に関する収穫逓減とは異なる。規模に関する収穫不変が仮定され,すべての投入物を一定倍したときに生産量も比例的に増大するとしよう。この場合にも,他のすべての投入物の投入量を一定として,1種類の投入物(たとえば労働)の投入量だけを増加させれば,よりいっそう労働集約的な技術を使うこととなり,労働生産性自体が逓減してしまうからである。…

※「規模に関する収穫不変」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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