許遜(読み)きょそん

世界大百科事典(旧版)内の許遜の言及

【浄明道】より

…浄明忠孝道とも呼ばれ,13世紀末の道士,玉真先生劉玉を開祖とする。しかし,宗派の淵源は古く,晋の許遜(許真君)に胚胎し,唐の胡恵超を経て,許遜信仰の高まりの中で,元代に劉玉によって大成され,以後,黄元吉,徐異に継承された。その教法の中心は本心が浄明(きよらかで明るい)であること,実践においては忠孝を貴ぶことに置かれており,《浄明忠孝全書》にこの宗派の重要文献が収録されている。…

※「許遜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android