道因法師碑(読み)どういんほうしひ

世界大百科事典(旧版)内の道因法師碑の言及

【石碑】より

…台座石には,方趺と亀趺があり,亀趺の表現はきわめて雄渾なものとなっている。こうした一般的唐碑のほか,三重の方形蓋をのせるもの(石台孝経),碑額に仏龕を浮彫するもの(道因法師碑),碑台を須弥壇式にするもの(玄秘塔)など特殊なものがある。唐代では,身分によって墓碑の形や大きさが決められており,碑碣の文章は必ず事実を記し,みだりに飾りたててはならない,五品以上の碑は螭首・亀趺で,趺から上の高さは9尺(約2.7m)を超えてはならない,七品以上の碑は圭首・方趺で,趺から上の高さ4尺(約1.2m)を超えてはならないと決められていた(《大唐六典》)。…

※「道因法師碑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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