世界大百科事典(旧版)内の金属蛍光指示薬の言及
【指示薬】より
…またローダミンBやルテニウムの1,10‐フェナントロリン錯体は酸化還元電位の変化に伴って蛍光が変化するので,酸化還元滴定に応用されている。金属イオンと結合することによって蛍光を発する金属蛍光指示薬の例としてはモリンC15H10O7や8‐ヒドロキシキノリノール(オキシンC9H7NO)がある。それらはガリウム(III)イオンGa3+と結合しているときは緑色の蛍光を発しているが,終点で蛍光を失う。…
※「金属蛍光指示薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」