金庫局(読み)きんこきょく

世界大百科事典(旧版)内の金庫局の言及

【国庫金制度】より

… 明治初年から1890年10月までは,国がみずから国庫金の出納保管を行う〈国有金庫制度〉がとられた。政府部内の出納機関として,大蔵省内に出納司が設けられ(1869),その後出納寮(1871),出納局(1877),金庫局(1886)と移り変わった。この制度下においても,国庫金の取扱いを民間に委託しており,委託先機関は,1872年までは民間の為替業者,その後は第一国立銀行等であったが,83年に日本銀行が創設されて以降は,もっぱら同行が委託機関とされた。…

※「金庫局」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android