釣合い人形(読み)ツリアイニンギョウ

デジタル大辞泉 「釣合い人形」の意味・読み・例文・類語

つりあい‐にんぎょう〔つりあひニンギヤウ〕【釣(り)合い人形】

弥次郎兵衛やじろべえのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の釣合い人形の言及

【弥次郎兵衛】より

…享保(1716‐36)ころの浮世絵にもすでに登場しているが,名称の語源は与二郎という門付(かどづけ)が,笠の上でこれを舞わして見せて銭をもらい歩いたのが始まりという。与二郎兵衛,与二郎人形からさらに弥次郎兵衛,弥次郎人形,釣合い人形,水汲み人形,豆蔵などさまざまな名がつけられた。また正直正兵衛とも呼ばれたが,これはユラユラ揺れ動きながらも,つねに直立に立とうとする姿に由来する。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」