世界大百科事典(旧版)内の鎌倉美術の言及
【鎌倉時代美術】より
…しかし技術的にはあらゆる分野で材料と技法の多様化が見られ,高度な発展を遂げている。
[鎌倉美術の先駆]
武士の登場は平安時代の半ばにさかのぼるが,彼らの文化への寄与は源平抗争期ころからと考えられる。地方豪族の発願になる粗野で力強い仏像彫刻が見られるようになり,中央でもようやく定朝(じようちよう)様の温雅な様式からの脱皮を意図する作品が出てくる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」