世界大百科事典(旧版)内の鹿の子(和菓子)の言及
【和菓子】より
…(5)生菓子(なまがし) 水分が多く変質しやすい生物(なまもの)の菓子の意で,干菓子に対する語。種類はさまざまで,前記の餅菓子以下の大半はこれに属するが,それ以外に練切(ねりきり)物,ぎゅうひ物,鹿の子(かのこ),時雨(しぐれ)などがある。鹿の子はぎゅうひまたはようかんをあんで包み,そのあんの上にみつ煮のアズキをつけたもので,アズキのかわりに栗を用いたのが栗鹿の子である。…
※「鹿の子(和菓子)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」