世界大百科事典(旧版)内のéchoppeの言及
【銅版画】より
…18世紀にはカナレット,ティエポロ父子などの画家たち,建築家で大版画家のピラネージがいる。フランスでは1540年代のフォンテンブロー派の版画家群とJ.deベランジュそしてイタリアで学んだJ.カロ,それに学ぶA.ボスらはエショップéchoppe(フランス語)という線の太さが自在に変化できる道具でエングレービングと見まがうような表現をエッチングで行った。18世紀にはJ.A.ワトー,F.ブーシェ,J.H.フラゴナールらの画家のほかに,サントーバン家,コシャンCochin家,モローMoreau家その他の多数の優れた職業的版画家群がフランス絵画を版画化し,広く国外に印象づけた。…
※「échoppe」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」