世界大百科事典(旧版)内のÉrard,S.の言及
【ハープ】より
…これは,対になっている金属製の弦受軸ベキーユbéquilleをペダル操作によって,それぞれ反対方向に約1/4回転して半音を得るものである(図1‐b)。 さらにエラールSébastien Érard(1752‐1831)は,ハープの歴史上,二つの大きい功績を残した。一つはフルシェット式の考案である(図1‐c)。…
【ピアノ】より
… 19世紀前半にはさらにさまざまな技術的くふうと改良がなされた。アクションの面では1822年にフランスのエラールSébastien Érard(1752‐1831)とその甥ピエールPierre É.(1794‐1865)がダブル・エスケープメントを考案,これは世紀後半に一般化した。世紀中ごろには種々の試みの末,フェルト巻きのハンマーが使われ始めた。…
※「Érard,S.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」