世界大百科事典(旧版)内の《Íslendingabók》の言及
【アリ・ソルギルスソン】より
…名家の出で,聖職者としての教育を受けた。現存する作品は小冊の《アイスランド人の書Íslendingabók》(1133年以前に成立,ラテン語名Libellus Islandorum)で,信頼に足る情報によって実証的におおよそ870‐1120年の歴史(アイスランド植民,社会機構の確立,グリーンランド植民,キリスト教の到来)を,決して無味乾燥でない文章で簡潔に要約する。同書にはいっそう大きな異版のあったことが明らかだが,伝存しない。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」