アリソルギルスソン(その他表記)Ari Thorgilsson

改訂新版 世界大百科事典 「アリソルギルスソン」の意味・わかりやすい解説

アリ・ソルギルスソン
Ari Thorgilsson
生没年:1067-1148

アイスランド初期の修史家。〈学者〉とあだ名される。名家の出で,聖職者としての教育を受けた。現存する作品は小冊の《アイスランド人の書Íslendingabók》(1133年以前に成立ラテン語名Libellus Islandorum)で,信頼に足る情報によって実証的におおよそ870-1120年の歴史(アイスランド植民,社会機構の確立,グリーンランド植民,キリスト教到来)を,決して無味乾燥でない文章で簡潔に要約する。同書にはいっそう大きな異版のあったことが明らかだが,伝存しない。ラテン語ではなく国語によって歴史を編んだ先駆者としてたたえられ,スノッリ・ストゥルルソンら後の作家たちによって言及されている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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