ĀshıkPaşa(英語表記)AshikPasa

世界大百科事典(旧版)内のĀshıkPaşaの言及

【トルコ文学】より


[オスマン語文学]
 アナトリアに移住した西部トルクメン族の方言は,オスマン帝国の文語として古典的完成に達した。 その初期(14~15世紀),アナトリアにおけるトルコ文学のさきがけは,ユヌス・エムレ,スルタン・ベレド(?‐1312),アーシュク・パシャĀshık Paşa(?‐1332)らの神秘主義詩人たちで,彼らは素朴なアナトリア方言と伝統的なトルコ詩の韻律を用いて詩作した。オスマン朝の勃興とともに,宮廷詩人の活動が始まり,アフメディーAḥmedī(1334‐1413)の《イスケンデル・ナーメ》は,最古のオスマン王朝史も含む長編叙事詩で,中央アジアまでも伝播した。…

※「ĀshıkPaşa」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android