世界大百科事典(旧版)内のŚakasthānaの言及
【サカ】より
…最初の重要な王はマウエースMauēsで,ギリシアやペルシアにならって発行した貨幣や碑文にその名がみえる。王は〈諸王の王〉と称して西北インドにシャカ国Śakasthānaを建てる一方,中部インドのマトゥラーにまで遠征を企てた。王の下にはマハー(大)・クシャトラパmahā‐kṣatrapa,クシャトラパを置き,国内を監督させたが,これはアケメネス朝以来の地方総督であるサトラップのインド語訛であるといわれる。…
※「Śakasthāna」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」