α,α-ジクロロトルエン(読み)あるふぁあるふぁじくろろとるえん

世界大百科事典(旧版)内のα,α-ジクロロトルエンの言及

【塩化ベンザル】より

塩化ベンジリデンbenzylidene chloride,α,α′‐ジクロロトルエンなどともいう。刺激性,催涙性のある無色の液体。湿気の多い空気中では白煙を生じる。融点-16.2~-16℃,沸点205.15℃,比重1.26。水に不溶,アルコール,エーテルに可溶。トルエンの塩素化により得られる。アルカリや濃硫酸と反応してベンズアルデヒドになる。ベンズアルデヒドの製造原料などとして用いられる。【村井 真二】…

※「α,α-ジクロロトルエン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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