世界大百科事典(旧版)内のβ-フェニルアクリル酸の言及
【ケイ皮酸(桂皮酸)】より
…芳香族不飽和カルボン酸の代表で,最初ニッケイの樹皮よりとれるケイ皮油から見いだされたためにこの名がある(ラテン語cinnamonはニッケイの意)。β‐フェニルアクリル酸ともいう。分子内に二重結合を含むため,シス,トランスの異性体が存在するが,天然には安定なトランス型で存在し,単にケイ皮酸といえばふつうトランス型をさす。…
※「β-フェニルアクリル酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」