βヒ素(読み)べーたひそ

世界大百科事典(旧版)内のβヒ素の言及

【ヒ素(砒素)】より

…室温で日光照射すると,すぐに灰色ヒ素(α‐ヒ素)に転移する。ヒ素蒸気を300℃以下で蒸着するとガラス質の黒色ヒ素(β‐ヒ素)を生ずるという。これは少量のヒ素を検出するためのマーシュテストと呼ばれる水素化ヒ素AsH3(アルシン)の熱分解によりガラス管内面に生ずるヒ素鏡と同じもので,その詳細についてはまだよくわかっていない。…

※「βヒ素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」