γミョウバン(読み)がんまみょうばん

世界大百科事典(旧版)内のγミョウバンの言及

【ミョウバン(明礬)】より

…一方,MIのイオン半径の小さいもの,たとえばNa(イオン半径1.16Å)では,Al―OH2=2.45Åと小さくなるため,H2OとSO42-のOの距離が広がるのでSO42-の四面体がその向きを逆転してこれを補うなどの構造変化が生じて,単位格子の大きさがαミョウバンよりやや大きくなる。これをγミョウバンと呼ぶ。MIII=Alの場合には,MI=K,NH4,Rb,Tlがαミョウバン,MI=Cs,CH3NH3がβミョウバン,MI=Naがγミョウバンとなる。…

※「γミョウバン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」