τ中間子(読み)たうちゅうかんし

世界大百科事典(旧版)内のτ中間子の言及

【パリティ】より

…しかし現在では,強い相互作用と電磁相互作用においてはパリティは保存しているが,弱い相互作用においてはパリティの保存が破れていることが知られている。歴史的には,1947年に発見されたK中間子の中に,2個のπ中間子に崩壊するもの(θ中間子と呼ばれた)と,3個のπ中間子に崩壊するもの(τ中間子と呼ばれた)とがあり,パリティの保存則から導かれる選択則を適用すれば前者のパリティは+,後者は-と考えられた。しかしその後の実験の精密化に伴い,パリティのほかは両者を同一の粒子と考えざるを得なくなり難問を引き起こした。…

※「τ中間子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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