世界大百科事典(旧版)内のṣalātの言及
【イスラム】より
…コーランで別々に記された言葉を結びつけたカリマが,最初,異教徒のイスラムへの改宗の〈証拠〉として用いられ始めたと考えるのは,きわめて穏当である。 礼拝はアラビア語でサラートṣalātと呼ばれ,神への服従と感謝の念の行為による表明である(図)。義務としての礼拝ṣalāt al‐maktūbaは夜明け(スブフṣubḥ,ファジュルfajr),正午(ズフルẓuhr),午後(アスル‘aṣr),日没(マグリブmaghrib),夜半(イシャー‘ishā’)の一日5回であり,ほかに自発的礼拝ṣalāt al‐taṭawwu‘を行うことが推奨される。…
※「ṣalāt」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」