《ある幼児神経症の病歴より》(読み)あるようじしんけいしょうのびょうれきより

世界大百科事典(旧版)内の《ある幼児神経症の病歴より》の言及

【狼男】より

…狼恐怖症wolf phobiaを示していたところから,この名が出た。フロイトは1918年,この症例をもとに《ある幼児神経症の病歴より》と題する論文を発表した。患者は4歳ころにオオカミその他の動物恐怖症となるが,やがて瀆神的な考えが浮かんで際限なく十字を切らずにいられぬなどの強迫症状を示すようになる。…

※「《ある幼児神経症の病歴より》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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