《のらくろ》(読み)のらくろ

世界大百科事典(旧版)内の《のらくろ》の言及

【田河水泡】より

…東京に生まれ,日本美術学校を卒業,前衛画家を志すが挫折し,一時は生活のために落語の台本を書いていた。1931年から講談社の《少年俱楽部》に《のらくろ》を連載。擬人化した犬を主人公として,犬の軍隊での出世物語を描いたもので,軍国の世相を反映しながらも風刺の笑いがこめられ人気を博し,単行本も大ベストセラーとなった。…

※「《のらくろ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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