《アヒルブドニヤ・サンヒター》(読み)あひるぶどにやさんひたー

世界大百科事典(旧版)内の《アヒルブドニヤ・サンヒター》の言及

【ビシュヌ派】より

…成立の過程はあまり明らかにされていないが,この派の聖典(108典あると伝えられる)は7世紀ころから作成されるようになったと考えられている。《サーットバタ》《パウシュカラ》《ジャヤーキヤー》という三つの本集(サンヒター)が三宝として尊重されているが,そのほかに,《アヒルブドニヤ・サンヒター》《ラクシュミー・タントラ》が有名であり,秘儀的な祭式の細かな作法が述べられている。これらの聖典に説かれている教義は必ずしも整合的なものではないが,バーガバタ派の化身説に対応するものとしては,バースデーバ,サンカルシャナ(あるいはバラデーバ),プラディユムナ,アニルッダの4者を数える顕現(ビユーハvyūha)説がある。…

※「《アヒルブドニヤ・サンヒター》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android